小規模保育園って働きにくいな。
仕事がきついし、辞めたい・・・
小規模保育園って、少人数でゆったりしているイメージの反面、意外に「働きにくい!」と感じる部分やデメリットも多いですよね。
私には小規模保育園は合わなかった。
職員数が少ないから休みが取りにくいし、急な休みなんて取れないし…
パートなのに1人担任的な立ち位置で、書類や製作物も…
って、むーりー😇で、辞めた😇
— カノン@保育士転職3回した人 (@hoiku_kanon) October 5, 2022
この記事では、小規模保育園がなぜ「働きにくい!」と感じるのか?その理由をお話しますね。
記事の後半では、「辞めたいくらいきつい!」と感じた時の対処法も紹介しているので、これからどうしたら良いのか一緒に考えていきましょう。
私も保育士で、小規模保育園で働いたことがありますよ。
その時の経験も元にお話していきますね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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小規模保育園が「働きにくい」と感じる理由は?
それではまず、小規模保育園が「働きにくい」と感じる理由、小規模保育園で働くデメリットをお話しますね。
職員数が少なく休みにくい
小規模保育園は、園児の人数が少ないので、職員の数も少ないんですよね。
そのため、休みを取りにくいというデメリットがあります。
有給などでもともと決まっていたお休みならまだ良いのですが、突発的なお休みはとても取りにくいですね。
私も小規模保育園で働いたことがありますが、もし子どもが熱を出した場合は、病児保育を利用してくださいと言われました。
どうしても人員が少ないので、急な休みには対応できないんですよね。
中には、近隣の系列園と連携して、代行の保育士が派遣されるシステムのところもありますが、そういう協力体制が取れている園ばかりではないのが現実です。
一人分の仕事量や負担が大きい
小規模保育園では、保育士の人数が少ないので、一人一人に割り当てられる仕事量が多かったり、負担が重かったりします。
私もパートで小規模保育園に勤務していたのですが、クラス(といっても4〜5人ですが)の担任としての立場でした。
書き物や製作物もあり、責任の重さと仕事量の多さには驚きましたね。
パートなのに負担が大きすぎる!
大規模園だと、仕事量ももちろん多いのですが、正規職員の人数も多く、みんなで協力してできるので助け合いやすいんですよね。
人間関係が難しい
小規模保育園は、職員の人数が少なく、保育士同士の物理的な距離が近くなりがちです。
誰が何をしているか?というのが常に見えるし、上司(園長や主任保育士)に常に見られているような、監視されているような感覚になりやすいです。
私は、その面でもとても仕事がしにくかったですね・・・
人数が少なく距離が近いので、合わない人がいたり、何か揉めたりしたらとても働きにくくなってしまうというデメリットがありますね。
パートでも朝夕・土曜日の出勤が必要
大規模園だと、職員数が多いのでパートは日中の数時間という働き方ができます。(9〜15時など)
ですが、小規模保育園の場合は、そもそもの職員数が少ないため、日中だけ働くというのが難しい場合が多いです。
パートであっても、開園時間からの出勤や、閉園までの出勤、土曜日の出勤も望まれることが多いんですよね。
なので、「早朝や夕方以降の時間帯、土曜日は働けない」という場合は、小規模保育園で働くのは難しいかもしれませんね。
規模と定員
通常の保育園は比較的大規模で、20人以上の多くの子供を受け入れることが可能です。
そのため、通常の保育園の定員は大きく、数十人から数百人に及ぶことがあります。
一方小規模保育園は、その名前の通り規模が小さいです。
一般的には6〜19名の少人数の子どもを受け入れており、通常の保育園に比べて定員が限られています。
施設の規模と設備
通常の保育園は大規模なため、多くの場合、広い施設や多彩な設備(遊具、保育室、ホール、調理室など)を備えています。
小規模保育園は施設が小さいことが一般的で、設備が限られていることが多いです。
アパートやビルなどの一室で運営されていることも多いですね。
その分、お家のようなアットホームな雰囲気を提供することができます。
保育プログラム・行事
大規模の保育園は多様な保育プログラムを提供することが多く、年間を通して様々な行事もあります。
対する小規模保育園は、運動会などの行事がないとこも多く、家庭のような雰囲気で過ごしています。
辞めたいくらいきつい時の対処法とは?
それではここからは、小規模保育園が辞めたいくらいきつい時の対処法をお伝えしますね。
話せる人を見つける
同じ園や系列園などで働く同僚や先輩、後輩など。
誰かしら、あなたの悩みを話せる人を見つけてみましょう。
同じような立場の人であれば、似たようなことで悩んでいる可能性があります。
話せる機会があれば、一度話をしてみると良いですね。
話すだけでも気持ちが落ち着く効果もありますし、お話する中で解決の糸口が見つかることもあるかもしれません。
上司に相談する
上司が話をわかってくれる人であれば、あなたが抱えている悩みを相談してみましょう。
- 仕事量の多さ
- 人間関係の難しさ
- 負担の重さ
など、あなたの負担になっていることや、続けるのが難しいと思う理由を相談してみてくださいね。
何かしらの改善策を出してもらうことができるかもしれないので、辞める前に相談してみるのはありですね!
配置転換や異動を申し出る
クラスの配置転換や系列園への異動ができるのであれば、希望してみるのも一つの方法ですね。
ただ、今すぐにというのは難しいかもしれません。
でも、次の異動時期(年度末)には考慮してもらえる可能性があるので、あきらめず希望を伝えてみるといいですよ。
私も小規模保育園で続けられないと思った時、ほかの系列園への異動を打診されましたよ。
転職する
「合わない」「辞めたい」と感じるところで仕事を続けていくのはとても苦痛ですよね。
保育士の資格と経験があれば、あなたに来てほしい園は他にもたくさんあります。
小規模園が合わなかったのなら、
- 大規模園
- 幼稚園
- 学童保育
など、違うところで働くことを考えてみるといいですよ。
私も、小規模保育園、公立保育園(大規模)、学童保育、企業主導型保育園・・・
と色々なところで保育士をしてきました。
同じ保育士としての仕事でも、働きやすいところもあれば「無理!」と思うところもありました。
やっぱり人間なので「合う」「合わない」はありますよ。
職場が変わるだけで驚くほど働きやすくなりますので、転職も視野に入れておくといいですよ。
「でも、転職するのは勇気がいるな・・・」
あなたはこう思うかもしれませんね。
確かに、職場を変えるというのは少々勇気が必要かもしれません。
だけど、このまま動かなければ現状は何も変わりません。
そんな人生、後悔しませんか?
この先、今のあなたを振り返ったとき、「あのときもっと早く辞めたら良かった」と思いませんか?
どうせ辞めるなら、少しでも若いうちに早く辞める方が良いです。
1歳でも若い方が転職に有利なので希望する進路に進みやすいですし、何よりあなたの大切な人生の時間を無駄にせずに済みます。
働きやすさ・自分に合うかどうかが心配であれば、「保育のお仕事」という保育士専門の転職サービスの利用がおすすめです。
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失敗しない!働きやすい小規模保育園を見つけるコツ
転職サービスを使う
まずは、保育士専門の転職サービスを使って、あなたに合いそうな職場を絞り込みましょう。
複数候補があっても大丈夫です。
条件を細かくチェックする
求人を見て、条件を細かくチェックしましょう。
- 雇用形態
- 給料
- 福利厚生
- 通勤手段
- 勤務時間
- 残業の有無
など、希望に合うかどうかを確認してください。
見学に行く
求人内容を見て問題なければ、園見学の予約を入れましょう。
できれば平日などいつもの園の様子を見られる曜日・時間帯がおすすめです。
- 園の全体的な雰囲気
- 園長や保育士の人柄
- 保育内容
- 子どもたちの様子
などなど・・・
実際に見学してわかることや感じることはたくさんあります。
「ここで自分が働く」ということをイメージしながら見てみてくださいね。
質問をする
気になることは、些細なことでも、どんなに小さなことでも何でも質問しておきましょう。
些細なことでも、けっこう重要だったりします。
あとから「しまった!」と後悔しないためにも、質問をあらかじめメモしておくと安心です。
見学の最中でも、気になったことはすぐに聞くようにしましょう。
あなたに合う保育園を探そう
私は小規模保育園を辞めたあと、企業主導型保育園で働いています。
小規模保育園では「続けられない」と思ってすぐに辞めてしまったけれど、そのあとの企業主導型保育園では、もう5年目くらいになり、長く働けています。
あなたにも、小規模保育園という職場が合っていないだけという可能性があります。
「保育士に向いていない」のではなくて、単に「今の職場が合わない」だけかもしれないのです。
なので、あなたに合う園を探してみるのがおすすめです。
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まとめ
この記事では、小規模保育園が働きにくい理由と、辞めたいくらいきつい時の対処法について解説しました。
今、小規模保育園が合わなくてつらいと感じているあなたも、単に今の職場が合っていないだけかもしれません。
合わない環境で心身をすり減らすより、あなたに合う環境で生き生きと働くほうがいいですよね?
これ以上、辛い思いをし続けないために、小さなことからでも行動してみてくださいね。
気軽に動き出そう♪
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