院内保育がきついって本当?
大変とか辛いとか聞くけど、実際どうなのかな?
院内保育所は、主に医療施設で働く職員のお子さんを中心に預かる保育園。
- 院内保育って何が大変なの?
- 院内保育所で働くメリット・デメリットは?
など気になりますよね。
病院内保育は、大変な仕事である一方、他の保育園にはないメリットもあります。
本記事では、病院内保育士の仕事の辛さやメリット、デメリットについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、病院内保育士の現状がわかりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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院内保育はきついし大変?病院内保育士が辛い原因とは
まずは、院内保育が「きつい」「大変」と言われる理由、病院内保育士が辛い原因を見ていきましょう。
開園時間が長い園もある
うちは、院内保育所なので休園日がありません。なので、朝一に登園し最後までいる(12時間以上)、さらに土日も休み無く20日間以上連続登園する子がいます。どうにか法や制度でそういった利用を禁止して貰えないかと思ってます。保育している側もみていて辛いです。
— さみー (@Htrk_krM) March 7, 2023
院内保育は、園によっては休園日がないところや夜間も開いているところ、24時間開いているところもあります。
子どもたちは保護者の勤務時間に合わせて登園するので、子どもによって登園時間・降園時間が大きく違うということもあり、個別の対応が必要になります。
夜勤がある場合がある
病院の医療職の方に合わせて24時間開いている園では、夜勤もあります。
その場合、月に数回は夜勤をこなす必要があります。
子どもたちの夕食から寝かしつけ、朝食まで夜通しでお世話するのは体力的にも大変そう!
残業になる可能性がある
病院で緊急事態が起きた場合、保護者が予定時刻に迎えに来れず、急きょ残業になる可能性も高いです。
医療現場では、緊急事態が起きる可能性が高いですからね。
院内保育所で働くメリット
ここからは、院内保育で保育士として働くメリットを紹介します。
イベント・行事が少なめ
私保育士してた時毎日1時間前に出勤して書類仕事して、残業で制作物作ってた時の収入よりも毎日定時で上がってる今の収入の方が遥かにいいので保育に戻るとしても、院内保育がいいって思ってる
行事もなくて書類仕事も少ないの最高すぎる……— 前田るか 通知不調 (@kirinnosaniwa) March 23, 2023
院内保育では、イベントや行事が少なめな園が多いです。
家庭的な園が多い印象♪
イベントや行事が少ないと、制作物や準備、練習などに時間を取られることがありません。
その分、じっくり子どもに関わりながら保育をすることができます。
少人数で落ち着いた保育ができる
院内保育は少人数の園が多く、落ち着いた保育をしやすいです。
違う年齢の子どもが同じフロアで過ごす「異年齢保育」で、様々な年齢の子どもと関わることができる楽しさがあります。
ピアノが不要
院内保育所では、幼稚園や保育園と違ってピアノが不要なところもあります。
家庭的な保育をしているところが多いので、ピアノが弾けなくても問題ない場合も多いんですね。
気になる園があれば、面接のときなどに確認してみてくださいね。
保護者に連絡が取りやすい
保護者は院内で働いているので、子どもの急病時などにすぐに連絡が取りやすく、距離が近いのですぐにお迎えにきてもらいやすいというメリットがあります。
発熱時などもすぐに病院で見てもらえる可能性があり安心です。
夜勤手当などで給料が高め
院内保育士やってみたいけど夜勤があるのがな〜でも夜勤手当ついてるんだよな〜
— 🍀ねぎちゃん☺︎1人目妊活🍀 (@negi_negi0908) September 24, 2021
夜勤のある院内保育では夜勤手当がつくため、その分お給料が高くなります。
保育士としてお給料をもっと上げたいという場合には大きなメリットですね。
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デメリット
次に、病院内保育所で働くデメリットを見ていきましょう。
生活が不規則になりがち
知り合いから、転職のお話。
院内託児所の保育士、正社員の可能性もあり。
手取り、今より上がる。
デメリットは通勤が今よりはかかるのとシフトで早朝があったり、夜が遅い日があること。— ゆめっくす (@_asuyume_) October 19, 2020
院内保育所は、遅くまでの勤務や夜勤がある園もあります。
そういった場所で働くと、シフトの関係上どうしても生活が不規則になりがちです。
担任を持てないことが多い
院内保育では少人数の異年齢保育になることが多く、クラス担任として働く可能性は低いです。
クラス担任として働きたい場合は、一般の幼稚園や保育園で働くほうがおすすめですよ。
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保護者が同僚で人間関係がややこしい
院内保育で働くと、必然的に、子どもの保護者は病院関係者がほとんどです。
つまり「保護者=同僚」になるんですよね。
そのため、人間関係が少々難しいと言えるかもしれません。
急な休みが取りにくい
院内保育は子どもの人数が少なめなので、働く保育士の人数も限られています。
なので、体調不良などで急に休む必要が出てきたときに、代わりの人を見つけにくいというデメリットがあります。
さらに、夜勤で入っている日だったりすればなおさら代わりは見つかりにくいです。
小さいお子さんがいるなど、急な休みが多くなりそうな場合は、職員の人数が多く、お互いに休みをカバーし合える体制が整っているところで働いたほうが安心ですよ。
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働きやすい院内保育園を見つける方法
ここからは、働きやすい院内保育園を見つける方法について紹介していきますね。
情報を集める
まずは、保育士専門の転職サービスを利用して院内保育園の求人を探していきましょう。
働きやすい院内保育園を探すなら、「保育のお仕事」を使ってみてください。
「保育のお仕事」では、全国の保育士求人をチェック可能♪
無料登録で、人気園の非公開求人も紹介してもらえるので、効率よく条件の良い園に出会うことができますよ。
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求人を細かくチェック
あなたに合いそうな求人が見つかったら、内容を細かくチェックしていきましょう。
- 勤務時間や休日
- お給料
- 残業の有無
- 交通手段
- 福利厚生
などなど、あなたの希望に合うかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
見学に行く
希望の園が見つかったら、必ず見学するようにしましょう。
求人票を眺めているだけではわからない、園の雰囲気や園長・保育士の人柄、実際の保育の様子など多くのことがわかります。
肌で感じることも、とても重要なことですよ。
見学は、平日の午前中(10時頃)がおすすめ♪
その日のメインの活動を見ることができます。
院内保育園の仕事がおすすめなのはどんな人?
ここからは、院内保育園の仕事がおすすめなのはどんな人なのか解説しますね。
大規模園が合わない人
園児が何十人、何百人もいて職員数も多い、一般的な保育園が合わない人には、院内保育園がおすすめです。
院内保育では比較的少人数で過ごすため、一人一人とじっくり関わりながらゆったりと保育がしたい人には向いているお仕事です。
行事の準備に追われたくない人
院内保育園は、一般の保育園と比べると行事が少ないです。
あってもお誕生日会だけだったりします。
準備や練習が大変な運動会や生活発表会は、ないところも多いですね。
行事の企画や準備などに追われて、バタバタするのが嫌な人にも院内保育はぴったりです。
大型園では、とにかく行事に追われて年中バタバタすることも。
大きな行事がないだけでも、ゆとりが全然違います。
お給料をUPしたい人
院内保育園では、夜勤がある場合があります。
体力的には大変ですが、夜勤がある分お給料が上乗せされます。
「夜勤があってもいいから、もっとお給料を上げていきたい!」と思う人は、チャレンジしてみるのも良いですね。
まとめ
本記事では、病院内保育士の仕事の辛さやメリット、デメリットについて解説しました。
院内保育では、少人数保育でイベントや行事も少なくじっくり保育ができるメリットがあります。
しかし、夜勤などがある場合は不規則な生活になりやすく、急な休みに対応しにくいというデメリットもあるので、あなたに合う環境かどうか、よく考えて決めてみてくださいね。
院内保育は、比較的求人が少なめなジャンルです。
希望する場合は、保育士の転職サービスを使うことで効率よく多くの求人情報をGETすることができますよ。
できるだけ多くの求人の中からあなたに合う園を見つけてくださいね。
情報を取りこぼさないためにも、転職サービスは複数登録が基本です♪
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