「今の職場を辞めたい！」
「保育士は続けたいけど今の職場は無理。・・・でも言いづらい！」
そんな悩みを感じているあなた。
「できることなら今すぐ退職したい！」
そう思いながらも、辞めにくい雰囲気で困っていませんか？
私も前の職場を退職する時には、辞めたいことを話すタイミングに悩みました。
この記事では、退職経験のある保育士の私が、保育士の仕事を退職したいけどなかなか言い出せない理由と対処法を解説します。
保育士が退職を言いづらい理由とは？
- 自分が退職することで周りに迷惑がかかってしまう。
- 周りの目が気になって言い出せない。
- 辞めたいけど、子ども達のことは大好き。
あなたは様々な葛藤を抱え、悩みながら仕事を続けていませんか？
退職したいことを言いづらい理由はたくさんあると思います。
いくつか例を挙げながら紹介しますね。
あなたにも当てはまるかもしれません。
子どもに対して無責任な気がする
４月から担任として働いている方もいると思います。
辞めてしまうことで今まで関わってきた子ども達に対して、「最後まで一緒にいてあげられない」という申し訳ない気持ちを抱いてしまいますよね。
親御さん方とも信頼関係を築いてきた中での退職となると、少なからず気掛かりとなります。
無責任だと感じてしまうのは、あなたが本当に子ども達のことを想っている証拠ですよ。
保育士としての誇りやプライドをしっかりと持っていることが、とても素晴らしいです。
人手不足で辞めにくい
多くの園も共通して言えることですが、どこも人手不足ですよね。
「自分が辞めてしまうことで、自分の分の仕事が他の先生に負担としてのしかかってしまうのかな？」
そんな風に考えると、なかなか「辞める」と言い出せずにタイミングを逃してしまいますよね。
余裕のある人員確保がなされているところであれば、少しは言い出しやすいのかもしれませんが、退職したいことを話すのは少し勇気が必要です。
年度途中や行事前で辞めにくい
「辞めたい」と思っても、行事に追われてしまい、タイミングがないということも多いと思います。
「運動会が終わったら話そう」と思っても、その頃にはまたすぐに別の行事が入ってきて準備が始まります。
さらに、年度途中で辞めてしまうことで他の先生方にかかる負担を考えるとなかなか言えませんよね。
辞めてしまっても代わりの先生がいるかもしれませんが、一人に対しての業務量が多くなってしまう可能性が高いです。
周りの先生への申し訳なさも感じてしまいますよね。
退職を伝えたら怒られそう
人手不足や年度途中という理由から退職を伝えたことで怒られたり、嫌な顔をされたりすることもあるかもしれません。
退職することは悪いことではないはずなのに、辞めるという選択肢を取ることで、職場にもいづらい雰囲気になってしまいます。
私が以前勤めていた職場に、年度途中で退職された方がいました。
その先生は家庭の事情で辞めてしまったのですが、辞めた後に、「なんで辞めたのかな？」「仕事がこっちに回ってきたよ・・・」などと話す人もいました。
『年度途中で辞めることはいけないこと』という風習が保育士業界にはあるのかもしれませんね。
円満退職のための上手な退職の伝え方
どんな理由で退職するにしても、お互いに気持ちよく退職に向かうことはとても重要だと思います。
もしかしたら今後も、縁があればどこかで一緒に仕事をする機会があるかもしれません。
そんな時、円満退職できなかったことが原因で仕事のしづらい状況にもなりかねません。
円満に辞めるに越したことはないよね。
ここからは、保育士の仕事を円満に退職するための方法をお伝えします。
参考になる方法があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
前向きで正当な退職理由を伝える
退職理由が前向きなものだと、園長先生も納得して送り出してくれると思います。
例えば、「持っている資格を活かして、子どもに携わる別の仕事をしてみたい」
同じ園に長く勤めている方なら「違う園に勤めて、新しい保育を経験してみたい」
このように自分の学びや挑戦のための退職であれば、応援してもらいやすいですよ。
職場の不満は言わない
退職する理由は人それぞれですが、少なからず職場が原因になっている場合もあるかと思います。
でも、たとえ職場が原因だったとしても、退職理由を伝える際には、原因が職場にあることは言わない方が無難です。
円満に退職するということを考えた時に、職場の不満を伝えてしまうと角が立ちます。
角を立てずスムーズに退職するためにも、職場の不満は言わない方が良いですね。
もし不満がある場合でも、ストレートに不満をぶつけるのではなく、少し言い方を変えてみましょう。
＜例＞
- 給料が安い→子どもの将来や自分の今後の人生のために、収入を上げる必要がある
- 残業が多い→家族や自分の時間を大切にできる環境で働きたい
このように、言葉を変えるだけで、少し前向きな感じになりますよね？
ぜひ参考にしてみてください。
できるだけ早めに伝える
辞めたいと思った時、できるだけ早く伝えることを意識しましょう。
なぜかというと、早く伝えることで、辞めた後の人員確保するための時間に余裕ができるからです。
「退職することで職場に迷惑をかけるかも・・・」と心配に感じてしまう人ほど、退職したいことを伝えるのは早い方が望ましいですよ。
どうしても辞めにくい！困った時の対処法
どんなに悩んでも、退職を言い出せないことってありますよね？
働いている環境、自分の置かれている環境や責任の重さによっても変わってきます。
「どうしても言いづらい！」「d辞めにくい！」と困った時、どのようにすると良いのか一緒に考えましょう。
年度末まで待って辞める
保育園で働いている方にとって、一番キリが良いのは年度末に辞めることです。
学年が切り替わる時に辞められるように準備することで、残された先生達への負担は最小限に抑えられます。
私も前の職場を退職する時には年度途中で辞めるのではなく、キリの良い年度末にしました。
そうすることで園長も快く退職を認めてくれましたし、自分のやるべき仕事もしっかりと終わらせることができました。
体調や家族の事情を退職理由にする
退職することを伝えても、引き止められてしまう事もあります。
そんな時には体調や家族の事情を理由にするのが良いでしょう。
- 「様々なことが原因で体調がすぐれず、仕事を続けることができない」
- 「実家の自営業の手伝いをしなければいけなくなった」
- 「両親に仕送りをしていて、今の状況では生活が大変なので、実家の近くの職場に勤めたい」
このように、体調や家族の事情を理由にすることで、引き止められない状況を作ることができます。
退職代行サービスを利用する
「辞めることを自分で伝えられない！」
「でも今すぐに辞めたい！もう職場には行きたくない！」
そんな方は、退職代行サービスを活用してみてはいかがでしょうか？
多少お金はかかりますが、専門の業者があなたの職場に退職連絡を入れてくれます。
サービスを利用すると、あなたは自分で連絡を入れることなく退職できます。
もちろん、もう会社に行く必要も上司や職場の人に会う必要もありませんよ。
すごく魅力的なサービスですよね。
退職代行サービスを利用するメリットはこんなにたくさんあります。
- 退職の意向を伝えなくて済むので、心理的負担が減る。
- 職場の人と顔を合わせなくて済む。
- 連絡をしてもらった時点から出勤しなくて済む。
退職するのに職場の人と会う必要がないので、気持ちが楽になること間違いなしです。
- 「辞めたいのに辞めにくい」
- 「気まずくて退職を言い出せない」
こう思っているのなら、退職代行を検討してみましょう。
代行費用を払っても、職場とのやりとりなく退職できるなら安いもの。
退職代行を利用したその日からもう出勤しなくて良くなるので、精神的に追い詰められている人にこそ使って欲しいサービスです。
急な依頼でも、できる限り早く対応してもらえますよ。
「でも、退職代行を使うのは勇気がいるな・・・」
あなたはこう思うかもしれませんね。
確かに、退職代行を使うのは少々勇気が必要かもしれません。
だけど、このまま動かなければ現状は何も変わりません。
また明日も来週も「辞めたい」「でも言いにくい」と延々と思いながら、我慢ばかりの毎日が繰り返されるだけ。
そんな人生、後悔しませんか？
この先、今のあなたを振り返ったとき、「あのときもっと早く辞めたら良かった」と思いませんか？
どうせ辞めるなら、少しでも若いうちに早く辞める方が良いです。
１歳でも若い方が転職に有利なので希望する進路に進みやすいですし、何よりあなたの大切な人生の時間を無駄にせずに済みます。
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まとめ
この記事では、保育士が退職を言いづらい理由や、辞めにくいときの対処法を解説しました。
記事内容をかんたんにまとめておきますね。
保育士が退職を言いづらい理由はこちら。
- 子どもに対して無責任な気がする
- 人手不足で辞めにくい
- 年度途中や行事前で辞めにくい
- 退職を伝えたら怒られそう
退職を言いづらい理由や退職理由は一人一人様々ですね。
辞めたいけど辞められない！言い出せない時の対処法はこちら。
- 年度末まで待って辞める
- 体調や家族の事情を退職理由にする
- 退職代行サービスを利用する
「これなら使えそう」と思ったものがありましたら、ぜひご活用ください。
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